ユーザーを認証する
ユーザーを認証する
指定されたメールアドレスに対して認証手続きを行います。認証に成功すると、認証が必要な接続設定を用いたデータ取得ができるようになります。
「ユーザーを認証する」を実行すると、ワンタイムパスワード(使い捨てのパスワード)を生成し、指定されたメールアドレスにそのパスワードを送信します。画面にはそのパスワードを入力するダイアログが表示され、ユーザーがパスワードを入力するのを待機する状態になります。ユーザーがパスワードを入力したら、そのパスワードが正しいかどうかをエブリサイトのサーバーに問い合わせ、正しければ認証成功となります。
上記の流れからもわかる通り、この認証はあくまでも「ユーザーのメールアドレスが存在し、そのメールアドレスの持ち主が認証を行っている」ことを確認するにとどまります。メールアドレスがサイト作成者のデータベース、例えば kintone のアプリに存在するかどうかのチェックは行いません。そのようなチェックは事前に行っておく必要があります。
一度認証に成功すると、セッションを開始します。セッション中、そのユーザーは、接続設定の「認証可否」パラメーターで「認証が必要 / ユーザー指定なし」または「認証が必要 / ユーザー指定あり」が選択されている接続からデータを取得することができます。逆に言うと、認証に成功していないユーザーは、「認証が必要 / ユーザー指定なし」「認証が必要 / ユーザー指定あり」な接続からデータを取得することはできません。
せっかく認証を要求しても、接続設定が「認証なしで利用可」になっていると、認証に失敗したり認証していないユーザーでもデータが見えてしまうことになります。認証後のデータ取得は「認証が必要 / ユーザー指定なし」「認証が必要 / ユーザー指定あり」にした接続設定から行うようにしてください。
その他の仕様は以下の通りです。
接続設定を指定します。
ここで使用する接続設定に特に制約はありません。「ページ生成時のみ利用可」でなければ、同じサイト内のどんな接続設定でも使用できます。
認証したいユーザーのメールアドレスを指定します。
指定の「メールアドレス」にワンタイムパスワードを送る際の、メールタイトル(Subject)を指定します。
指定の「メールアドレス」にワンタイムパスワードを送る際の、メール本文を指定します。このメール本文はプレーンテキストで、HTML は使えません。
メール本文に {{OTP}}
と記述するとその部分がワンタイムパスワードに置き換わります。必ず本文に {{OTP}}
でワンタイムパスワードを入れてください。そうしないと、メールを送られたユーザーにワンタイムパスワードが伝わらず、そのユーザーは認証したくてもできません。
○○システムをご利用いただきありがとうございます。
サインインのリクエストを受け付けました。
以下のワンタイムパスワードでサインインしてください。
ワンタイムパスワード: {{OTP}}
パスワードの有効期限は ${format(fromnow(10, 'minutes'), 'YYYY-MM-DD HH:mm')} です。
有効期限を過ぎた場合は、はじめからやり直してください。
第三者による不正利用を防ぐため、このメールに心当たりのない場合は、速やかに破棄してください。
ありません。
From:
について)メールの送信元ドメインは auth.everysite.net
になります。認証しようとしているユーザーが、auth.everysite.net
からのメールを受信できるようにしてください。
@
の左側は毎回ランダムになります。