kintone添付ファイルを取得する
kintone添付ファイルを取得する
kintone のレコードに添付されているファイルを、kintone から取得してエブリサイトで使用する準備を行います。
この「やること」では準備までしか実行しません。ファイルをアイテムで表示したり、ユーザーのブラウザーでダウンロードさせるには、「添付ファイルを公開する」や「添付ファイルをダウンロードする」といった別の「やること」につなげる必要があります。
kintone 接続設定を指定します。API トークンに、指定レコードおよび添付ファイルフィールドに対する閲覧権限が必要です。
レコードの添付ファイルフィールドの値を指定するか、または kintone 添付ファイルのファイルキー値を指定します。
以下のいずれかの形式で指定可能です。
添付ファイルフィールド値
= $1[0].添付ファイル
添付ファイルフィールド値の一要素
= $1[0].添付ファイル[0]
ファイルキーまたはファイルキーの配列
"201202061155587E339F9067544F1A92C743460E3D12B3297"
のようなファイルキー文字列とみなされます。取得したファイルのキャッシュが無効になる日時を指定します。指定されている場合、キャッシュがあればキャッシュからファイルを返します。キャッシュがなければ kintone からファイルを取得し、指定の日時を期限としてキャッシュします。
このパラメーターを空にした場合、キャッシュは行われません。つまり、キャッシュの有無にかかわらず kintone からファイルを取得し、取得したファイルはキャッシュしません。
日時は以下の形式で入力できます。
2025-05-06T04:30:00Z
のような形式です。2025-05-06 04:30:00
のように時差情報を含めない形式です。この場合、時刻は「タイムゾーンをセットする」でセットしたタイムゾーンで解釈されます。2025-05-06
のように時刻を含まない形式です。この場合、時刻は「タイムゾーンをセットする」でセットしたタイムゾーンにおける 00:00:00 と解釈されます。07:30
のように日付を含まない形式です。この場合、ダミーで日付が 1970-01-01
であるとみなされます。タイムゾーンは「タイムゾーンをセットする」でセットしたタイムゾーンになります。キャッシュを期間で指定したい場合、アクションを使う方法と関数を使う方法があります。例えばキャッシュの有効期間を最大1週間にしたい場合、
= $1
のように式で参照する。fromnow
関数を使用して = fromnow(1, "weeks")
と記述する。以下の属性を持つオブジェクトの配列です。取得したファイルが1つだけの場合でも結果は配列になります。
属性 | 意味 |
---|---|
fileId | ファイルID |
filename | ファイル名 |
contentType | コンテンツタイプ |
contentLength | コンテンツサイズ |
その他の情報が入っている場合もありますが、それらは内部情報で、カスタマイズで直接参照することは想定されていません。
ファイル名が不明の場合はファイルIDと同じになります。