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テーブルやリストウィジェットから行を取り出す

使い方

指定されたテーブルタイプウィジェットからテーブル行1つ分の情報を取り出します。テーブル以外にリストタイプのウィジェットに対しても使用できます。取り出した行データがアクションの結果値となり、「リストから要素を取り出した時」が発生します。すべての行を取り出すには、同じアクションを繰り返し実行する必要があります。

取得できる情報は、画面に表示されているテキストと入力アイテムの現在のユーザー入力値です。アクションの結果値からアイテムのIDをキーとして取得した値を参照することができます。例えば「テーブルやリストウィジェットから行を取り出す」を行ったアクションが1番で、取得したアイテムのアイテムIDが「商品コード」であれば、以下のような式で取り出した商品コード値を参照できます。

= $1.商品コード

また、「画面操作」や「入力操作」の操作対象アイテムが取り出した行内のアイテムになります。

取り出した行の位置は記憶され、同じアクション番号でもう一度「テーブルやリストウィジェットから行を取り出す」すると、前回取り出した次の行から要素を取り出します。このときアクション結果値は上書きされ、前回の結果値はなくなります。アクション番号が異なる場合はそれぞれのアクションで別々に取り出し位置が記憶されます。

最後の行まで取り出し切っていたり、テーブル・リストがもともと空だった場合に「テーブルやリストウィジェットから行を取り出す」を行うと、そのアクションの結果値は空になります。この場合は「リストから要素を取り出した時」は発生せず、代わりに「リストからの取り出しが終了した時」が発生します。いずれの場合も「他のアクションの実行が完了した時」は発生します。

最後の行まで取り出し切っていた状態で「テーブルやリストウィジェットから行を取り出す」すると、上記の通りアクションの結果は空になりますが、このとき取り出し位置はリセットされます。更にもう一度「テーブルやリストウィジェットから行を取り出す」すると今度は先頭行から要素が取得されます。

設定するパラメーター

テーブル

取り出すテーブルウィジェットを指定します。対応していれば、テーブル以外のウィジェットも指定できます。例えば「レコードスタック」も対応しています。

取り出すアイテム

テーブルから情報を取り出すアイテムを選択します。逆に言うと、ここで指定していないアイテムは取り出されません。

選択可能なのはテキスト表示を持つアイテムと入力アイテムです。画像などは選択できません。

結果値

取り出した行から「取り出すアイテム」の情報を入れたオブジェクトとなります。

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