複数選択チェックボックス
複数選択チェックボックス
複数のチェックボックスをグループ化して、複数項目の選択を扱えるようにします。
「単一チェックボックス」が「チェックを入れたか入れていないか」という2択を表すのに対し、「複数選択チェックボックス」は複数の選択肢のなかで「どれとどれが選択されているか」という状態を表します。
ユーザーが画面上でチェックボックスをクリックしてオンオフを切り替えると、「入力アイテムを編集して値が変わった時」が発生します。
アイテムを式で参照した場合、選択されている項目の値が配列形式で取得されます。
アイテム名(ラベル)部分を表示しません。この場合、チェックボックスのグループのみが表示されます。「必須項目にする」をオンにした場合の必須マークも表示されなくなります。ラベル要素自体が生成されませんので、後からページ内処理でラベルをセットすることもできなくなります。
編集不可にすると、チェックボックスのオンオフが変更できない状態になります。
このパラメーターで編集不可にしても、「入力アイテムを有効化する」で後から編集可能状態にできます。
必須項目にすると、ラベル部分に必須マークがつき、「入力エラーをチェックする」時に必須チェックが行われるようになります。チェックが1つも入っていない場合に必須エラーとみなされます。
「アイテム名」が空だったり「アイテム名を表示しない」がオンの場合は必須マークは表示されなくなりますが、「入力エラーをチェックする」のエラーチェックは行われます。
グループ内に表示するチェックボックスの表示名と値を、1項目1行で入力します。
入力ダイアログ左側の「画面に表示する選択項目名」には、チェックボックスの右側に表示する文字列を入力します。空にすることはできません。
「画面に表示する選択項目名」にカンマ区切りで項目の説明文を設定できます。例えば以下のように入力すると、メインの項目名は「角」で、その下に説明文として「斜めに自由に動ける駒です。」と表示されます。
角, 斜めに自由に動ける駒です。
入力ダイアログ右側の「選択項目の内部値」はその選択項目を選択した場合の、アイテムの値を入力します。ページ内処理から式で = item1
のようにこのアイテムの値を参照した場合に得られる値が、この値になります。
画面を表示した直後の状態で選択される選択項目の値を入力します。
空にした場合、何も選択されていない状態になります。
複数の項目を選択状態にしたい場合は、それらを配列形式で指定します。
= ["飛車", "角"]
「選択肢」に含まれない値をセットすることは避けてください。エラーにはなりませんが、想定外の動作を引き起こす原因になります。
項目を横に並べるか、縦に並べるかを選択します。
カスタマイズ対象 | 可否 |
---|---|
表示テキスト | × |
サブ要素 | × |
値要素 | ○ 選択されている項目を含む配列 |
「入力アイテムの値をセットする」で値をセットすることはできません。
「画面に表示する選択項目名」「選択項目の内部値」ともに、式を使用することはできません。